11月22日

とてもいい日だったので書く。

燻って動かずにいた自分がいた。

それにすら気付けなかった。

いくつかのきっかけで、俺は大切な人に励まされて前を向くことができた。

世界が違って見えた。

四人で飯を食べに行った。

初めてのメンバー。

真剣な話をした。

あの人たちを見ていると心が暖かくなる。

そんな相手が欲しい。

俺は色々な人に世話になって生きている。

それを忘れないように。

自分たちの生活は自分たちで楽しんでいくしかないんだ

11月14日

日記を書くことを勧められた。

数年ぶりに女の人の前で泣いた。

あれは紛れもなく俺の本心だった。

彼女はあの時自分が必要としていた言葉をドンピシャで言ってくれた。

受け入れてくれた。

こんな人他にいないと思った。

「泣いていい。素直になった方がいい。やらないよりやった後悔の方がいい」

一日一日、何かあるたびに自分の中で彼女の存在が大きくなっていく。

人間は贅沢だ。

小さな幸せを見えているはずなのに、気づかない。

すごくもったいない。

それでも僕らは夜明けを待っている

川村結花さんの歌が好きだ。

聴き始めてから10数年が経つ。

 

ふいに聴かなくなっては、思い出したようにまた聴いて、そしてまた好きになる。

 

朝焼けの歌を聞いて、胸に刺さったとげがより深く刺さるのを感じながら、いったい幾つの夜をこえただろうか。

 

それでも

 

それでも

 

何度も口の中で呟く。

 

もがくことしかできない人生でも。

この歌とともに今日も夜明けを待つ。